企画の一連で学んだこと


 

自分は直接営業する訳ではないから、なにか動くことができればという気持ちがあった。動くことでサイトの売り上げ、会社の売り上げに繋がることができればということだ。

両方とも悪い人ではないから、何か広がれば良いという位だった。理想はターゲットである顧客を自分のサイトにも引き込めないかというものだった。

相手からすれば、それは逆でこちらの環境を利用して、事業を広げられないかというものだった。当たり前だ。それが現場の人や職場の人を巻き込んで何かやると言い出すから今回のことになった。

 

自分のイベントに来てもらうとか、試食で商品を知ってもらうとかは、自己都合の押しつけだと感じる。また現場は、ボーナスが出ていないことへの不満や、労働環境に不満を漏らしている。それどころではない。

現場の見えていない人が自分の利益を押し付けたところで誰も幸せにならない。施設の人や、現場の人が喜ぶものを作らないとまったく意味がない。机上の空論では仕方ない。

これはイベントの仕事をしていた過去に出会った社長も同様の傾向があった。安易に人を紹介するものではない。

企画を打ち上げることは簡単だけど、それを落とし込むことは楽なことではない。

 

ここからは重要なことだ。

ぼくは人の心が簡単に動くと勘違いしていた。だから安易な企画をたくさん提案した。営業の人はたくさんの人に会うから、それが大変なことだと知っていた。だから何度も「楽な話はない」「ぼちぼちやっていきましょう」と言っていたのだ。

彼が立てた企画は、話が飛びすぎていることがよくわかる。うちの社長も同じ感想だった。逆にやられることで、それが意味をなさないことを理解できた。

人間関係がそんなに楽に進むわけがない。こちらが考えている通りに進んでくれる訳がないと思っているくらいでちょうどいい。

 

Webはスピードが速い。スピードが命だ。

Webの効率やそれらを何でも同じように落とし込もうとするのは無理があるのだろう。だって、最終的に動くのは人だから。その先にいるのも人だから。

何度も自分を追い込んで体を壊しているのだから、同じことを繰り返すというのは愚の骨頂だ。企画屋の人は大きなことが好きだ。ぼくは彼らみたいにやることはできない。

少しづつ動いていって信頼関係を作っていきながら、Webの仕事を充実させていきたいとおもう。仕組みづくりの所で学ぶことがあれば、それは学んでいきたい。

 

まずは現場や施設と信頼関係を作っていく。彼らにヒアリングを行いながら、もしやるとすれば何がしたいのか、何ができるのかを理解するところから始める。

営業手法でも新規事業をする場合は、まずは数を打たないといけないようだ。飛び込みやテレアポは効率が良くない。だから人を紹介してもらった方が会ってもらいやすいのではないかと思った。

そのためには勉強会やセミナーに足を運んだりして、まずは名刺をもらうことはどうかと考えた。ただ業界のキーマンレベルの人と知り合えるなら別として、そうでないのならそこからの信頼関係もまた時間がかかる。

 

どちらにしても楽な話ではないということがよくわかった。そしてそういうところに行っても、仕事が欲しい同業者で溢れかえっているのだろうと思う。

すごく負のエネルギーを感じることもあるけど、この一連の行動で学ぶことも多かった。彼と話をしたことがきっかけで、自分の仕事を整理することができた。置かれている位置を理解できた。

また彼と社長の話で、うちの社長が考えていることがよくわかった。それを理解もできた。そしてこのまとめができたことは自分の中では大きなことだ。